
こんな疑問に答えていきます。
少額でも米国株投資は余裕で始められる!【比較解説】
金融緩和の影響で株式は上昇傾向です。特に米国株は絶情調なので、これから投資を始めたい人にも魅力がありますね。
毎月3万ぐらいの積立てで米国株投資を始めたい、という人のために、少額で米国株に投資が可能なのか検証してみました。
つみたてNIISAで少額積立はできる
米国株に少額で投資したい場合、まず第一候補は国内の米国株インデックスファンドになります。
おすすめとしては、S&P500連動型の投資信託です。
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 11,589円
・つみたて米国株式(S&P500) 11,009円 (2020/10/12)
つみたてNIISAの場合だと、投資信託は100円から投資ができます。ですので、米国S&P500を100円から購入できるということです。
まずはこれらのファンドに投資することで、実質米国株に投資していることになります。

米国株は1株単位で購入が可能
日本株で個別株を購入する場合、最小単位が100株からとなります。
たとえば、
・ソフトバンクグループ 7,182円
・ファーストリテイリング 69,150円 (2020/10/12)
人気銘柄のトヨタやソフトバンクを100株買うには、70万円ぐらいの価格になります。ファーストリテイリングなどは700万円近い金額が必要になります。
100株単位での購入には相当資金がある人でないと無理です。
いっぽう、米国株は1株単位で購入が可能です。購入単価でいうと、実は日本株よりもだいぶ敷居は低いのです。
月3万円からの積立を米国株に投資する
では、米国株につき3万円を積立で投資したい、しかも投資信託だけでなく個別株も買いたい、となった場合いくらぐらい必要なのでしょうか。
人気銘柄の株価を検証してみます。
おすすめ!少額で買える米国個別株
米国個別株は有名企業がたくさんあり、投資してみたい銘柄がたくさんあります。
月3万円で買える株にどんなものあるか、順番に見ていきます。
GAFAMの株価
まずは大人気のGAFAMの株式の価格をみてみましょう。
・Apple 116ドル
・Microsoft 215ドル
・Google 1,510ドル
・Facebook 264ドル (2020/10/12)
アップル、マイクロソフト、フェイスブックは2万円前後なのでなんとか買えそうです。
Googleは16万円、Amazonは34万円なのでかなり高いです。毎月3万円の積立で購入するのはちょと難しそうですね。
米国ハイテク、グロース株の株価
次に、現在絶好調のハイテク株、グロース株を見てみましょう。
・ズーム ビデオ 492ドル
・ドキュサイン 225ドル
・クラウド ストライク 145ドル
・ピンタレスト 44ドル
・スナップ 27ドル
・ヴェライトン 11ドル
(2020/10/12)
テスラは5万円近くとかなり高くなっていますね。
100ドル以下の株式もあります。クラウドストライクやドキュサインは、現在株価が上昇しているので期待が持てる銘柄です。
米国高配当株の株価
米国は高配当を出す有名な企業がたくさんあります。それらの高配当株はどれぐらいから買えるのかというと
・マクドナルド 224ドル
・AT&T(T) 28ドル
・プロクター & ギャンブル 144ドル
・ジョンソン & ジョンソン 152ドル
・エクソン・モービル 34ドル
・ウェルズ・ファーゴ 25ドル (2020/10/12)
高配当株は、100ドル以下の銘柄がたくさあります。
コカコーラやエクソン・モービルなども50ドルほどで買えるので、高配当株を買うのはおすすめです。
高配当株を組み合わせてポートフォーリオを組むこともできそうですね。
おすすめ!少額から買える米国株ETF
米国株は、個別株以外でもたくさんのETFがあります。分散投資という意味では、 ETFを組み入れるのはおすすめです。
米国株の ETFにはセクターや、カテゴリもたくさんあり、好みのETFでポートフォリオが作成可能です。
実際どのぐらいの単価で買えるかというと。
<S&P500連動>
・SPDR S&P 500 ETF 339ドル
<高配当株>
・バンガード・米国増配株式ETF 130ドル
・iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV) 82ドル
・SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD) 29ドル
<グロース株>
・SPDRポートフォリオS&P 500グロース株式ETF(SPYG) 52ドル
・バンガード・米国情報技術セクターETF 315ドル
<3倍レバレッジ>
・Direxionデイリーテック株ブル3倍ETF(TECL) 358ドル
2〜3万円 安いものだと5千円前後のものもあるので、月3万円の積立て額でも、複数銘柄が買えそうですね。
その他、少額投資が可能なおすすめサービス
一般の証券会社から米国株や米国株ETFを購入する以外に、もっと少額から米国株に投資する方法もあります。
紹介していきます。
One Tap BUY(ワンタップバイ)
ソフトバンクグループのアプリ証券サービスがワンタップバイです。
メリットとしては
・米国個別株 約90銘柄
・日本株 約130銘柄
・米国株ETF 20銘柄
ラインアップは限られますが、人気の米国株銘柄に投資が可能です。
投資可能な米国株の銘柄内訳としては、
・Amazon
・Apple
・Microsoft
・Tesla
・Netflix
・マクドナルド
・プロクター & ギャンブル
・ジョンソン & ジョンソン
などが用意されています。
銘柄数は90ほどで少ないですが、GAFAMを始め、定番の高配当株、流行りのハイテク新興株まで、ツボを押さえた旬のラインナップを取り揃えているので、かなり面白いです。
ワンタップバイでは、米国ETFも扱っています。
・インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ET(QQQ)
・Direxion デイリー米国REITブル3倍 ETF(DRN)
・Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)
定番のSPYや、ナスダックQQQ 、3倍レバレッジのETFまで揃えており面白いラインアップになっています。
投資家のツボを押さえた銘柄選定になっており、初心者には非常に楽しめるサービスでおすすめです。
その他の1株から購入可能なサービス
日本株を1株から購入可能なサービスとしては
・プチ株(auカブコム証券)
・ワン株(マネックス証券)
・ネオモバ(SBIネオモバイル証券)
などがありますが、いずれもの日本株、投資信託のみとなっているようです。
月3万円の積立で米国株ポートフォリオを組むと
ためしに月3万円の積立でシミュレーションとして、月3万円の米国株ポートフォリオを組むとどうなるか、考えてみました。
SPDR S&P 500グロース株式ETF(SPYG) 52ドル
SPDR S&P 500高配当株式ETF(SPYD) 29ドル
ウェルズ・ファーゴ 25ドル
Apple 116ドル
Twitter 48ドル
これでだいたい3万円ぐらいのポートフォリオになります。
・高配当株・ETFで30%
ぐらいですかね。
Appleなどの人気個別株もはいっていますし、高配当もしっかり含めていますので、なかなかいい感じではないでしょうか?
まとめ
・価格の安い米国株でポートフォリオが組める
・月3万円から米国株式に投資する方法は色々ある
では、また。