投資 米国企業分析

2020/11/29

XRPだけじゃない、仮想通貨企業Ripple(リップル)の革新性

XRPだけじゃない、仮想通貨企業Ripple(リップル)の革新性 仮想通貨XRPの価格がは2020年11月に入り突如、価格が急騰している。2017年から2018年初頭にかけてのXRPの高騰(あるいはバブル)の記憶が新しいところ。   ここ数年は、XRPの価格も低迷が続いているが、米国の暗号新興企業リップル社の最近の動きと、今後の展望を見ていきたい。   XRPとビットコインは競合しない リップルのCEOのブラッド・ガーリンハウスは、ビットコイン(BTC)を常日頃批判することで知られてい ...

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米国企業分析

2020/11/23

Robinhood(ロビンフッド)ミレニアム世代の投資アプリ

Robinhood(ロビンフッド)ミレニアム世代の投資アプリ 米国の株式取引投資アプリ「ロビンフッド」が手数料無料という画期的なサービスを打ち出し、若年層を中心に利用者数が急増している。   ロビンフッドは「アメリカの金融システムを民主化したい」という願望から考案され、若い世代の投資家に手数料無料で取引できるプラットフォームを提供することでオンライン投資家を熱狂させているのだ。   若者の株式市場への参加をサポートする ロビンフッドの創業者Vlad Tenev(ウラジミール・テネフ)は ...

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転売

2020/11/19

転売初心者のためのヤフオクの使い方【わかりやすく解説】

ヤフオクって使ったことないんだよね。不用品を売るならヤフオクがいいって聞いたんだけど、出品方法とか詳しく教えて欲しいです。   こんな疑問に答えていきます。   転売初心者のためのヤフオクの使い方【わかりやすく解説】 ヤフオクは1999年にサービスをスタートました。オークションサイトといえばヤフオクというぐらい老舗ですが、マニア向け商品などは今でも実績No1の販売プラットフォームです。   オークションは入札形式で価格が上がっていく仕組みなため、購入側も安く買える可能性があり ...

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投資

2020/11/15

不動産投資が意外と儲からない原因とは【回避は可能】

不動産投資は不労所得なのが良いよね。でも意外と儲かってない人も多いって聞いたけどなんででしょう?不動産投資できちんと利益が残る方法が知りたいです。   こんな疑問に答えていきます。   不動産投資が意外と儲からない原因とは【回避は可能】 不動産投資は不労所得と言われますが、株式投資の配当と比べると全く性質が違います。   不動産は投資というよりも、賃貸業ビジネスです。当然、上手く運営しないと利益が出ない、ということは十分にありえます。   結果として、不動産投資は世 ...

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投資

2020/11/11

ビットコインをガチホできない人がやりがちな行動3つ

ビットコインは値動きが激しいからトレードしたら儲かりそう。実際ガチホするのとどっちが良いのか、教えて欲しいです。   こんな疑問に答えていきます。   ビットコインをガチホできない人がやりがちな行動3つ 仮想通貨の投資法としては、ビットコインを買って何もせずに長期間保有する、いわゆる「ガチホ」が最強です。   これは2016年~2017年の仮想通貨ブームの頃に買っていた人は、痛感していることだと思います。実際、2017年からビットコインをホールドし続けられた人は非常に少ないの ...

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投資

米国のハイテク株ブームはいつまで続くか【おすすめ銘柄あり】

米国株投資に興味あるんだけど、やっぱりハイテク系の株式の方が良いのかな?AmazonとかAppleを買えばいいのか、他に何かオススメの銘柄とかあれば教えて欲しいです。

 

こんな疑問に答えていきます。

 

米国のハイテク株ブームはいつまで続くか【おすすめ銘柄あり】

現在、世界の経済成長を牽引しているのは、ほぼ米国株です。

 

米国の株式市場の高騰は、ハイテク株と呼ばれる情報技術系の株式がメインとなっています。では、ハイテク株にはどういったものがあるのでしょうか?

 

検証していきます。

 

ハイテク株とは?

ハイテク株とは、2000年ごろまでは、高度な技術力を持つ企業、精密機械や電子部品関連企業の銘柄を指していました。

 

しかし、2000年以降、インターネットの普及とともに人々の生活スタイルも大きく変化し、ハイテク株と呼ばれる銘柄も多様化しています。

・ハードウェア
・ソフトウェア
・クラウド
・eコマース
・バイオテクノロジー
・情報セキュリティ
・自動運転
・IoT
・ロボット
・AI
・フィンテック
・ブロックチェーン

 

ひとくちにハイテクといっても、関連する分野は多岐に渡ります。

 

以前まではなかった業態が次々生まれてるので、追いかけるのはなかなか大変です。

 

ハイテク株が人気の理由はやはりGAFAM

今や世界の株式時価総額の2割を占めるまでに成長したのが、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)です。

 

株式投資でも当然、GAFAMは注目の銘柄です。

 

GAFAM人気の理由は、現代生活になくてはならないサービスや商品を提供している企業だから、ということですね。

 

それでは、直近のGAFAMの2020年2Qの業績について、簡単にみてきましょう。

 

Google(2020年2Q)

・売上 $38.29B (-1.7% Y/Y)
・YouTube広告収益 $3.8B (+5.8%)
・クラウド売上 $3B (+43.2%)

 

広告売上がやや落ちているのが気になるところですが、Google Playのアプリやゲームのダウンロード数は前年同期比で35%以上増加し、堅調です。

 

Apple(2020年2Q)

・売上  $59.7B (+10.9% Y/Y)
・iPhone: $26.4B (+1.7%)
・Mac $7.1B (+21.6%)
・iPad $6.6B (+31%)
・ウェアラブル等 $6.5B (+16.7%)
・サービス $13.2B (+14.8%)

 

コロナの影響で在宅PC需要が増えており好調を維持しています。MacとiPadが伸びていますね。

 

デジタルサービスが好調で、サブスクユーザーは5億人を突破しています。

 

Facebook(2020年2Q)

・売上 $18.69B (+10.7% Y/Y)
・ユーザ数(日次):17.9億人(+12%)
・ユーザ数(月次):27億人(+12%)

 

インスタやWhatsAppも含めると30億人以上がFacebook関連のサービスを利用しています。

 

WhatsApp Businessなどの業者向けのサービスも好調です。

 

Amazon(2020年2Q)

・売上 $88.91B (+40.2% Y/Y)
・北米: $55.4B (+43.4%)
・海外: $22.7B (+38.5%)
・AWS: $10.81B (+29%)

 

コロナによるECの需要拡大で売上40%増と、大幅に業績が伸びています。

 

クラウド事業のAWSも絶好調で死角なしです。

 

Microsoft(2020年2Q)

・売上 $38.03B (+12.8% Y/Y)
・Azure +47%成長

 

クラウド事業のAzureが50%近い伸びで絶好調。

 

SaaS型CRMパッケージのDynamics365も売上に貢献しています。汎用人工知能のOpenAIなど、先進的な取り組みもはじめています。

 

GAFAMに続け!おすすめ米国ハイテク株9選

では、ハイテク株はGAFAMだけおさえておけば大丈夫かというと、やや不安があります。

 

各社、業績・決算は好調ですが、ここ数年のような株価の伸びが継続するかどうかはわかりません。そこで次のGAFAMになりそうなハイテク株銘柄を見ていきます。

 

Tesla(テスラ)


鬼才イーロンマスクCEOのテスラ。世界を代表する電気自動車メーカーです。

 

テスラは蓄電池の生産プロダクトを内製化をすることで、燃料電池の品質を劇的に向上させています。

 

自動車メーカーというより電池メーカーといっても良いぐらいです。

 

Netflix(ネットフリックス)


日本でもすっかりおなじみとなったネットフリックス。は、映画やテレビ番組のストリーミング配信を提供する企業です

 

コロナの影響下の巣篭もり需要は旺盛で、世界中で一気にユーザー数を拡大しています。

 

CrowdStrike(クラウドストライク)


急成長のクラウドサービスセキュリティ分野で注目されている企業です。

 

エンドポイントと言われる、PC、スマートフォン、タブレットなどの端末機器のセキュリティサービスを提供しています。

 

リモートワークの広まりで、セキュリティの対象がオフィスのセキュリティから、社員の使用端末機器単位になってきたことに対応するサービスです。

 

ZOOM(ズーム)


クラウドプラットフォームを使用したビデオ会議、音声会議、チャット、ウェブセミナーなどの ウェブコミュニケーションサービスを提供しているのがZOOM。

 

日本でもリモート会議等で広く使用されるようになり、認知度が高いサービスです。前年比7倍という凄まじいで成長を見せています。

 

shopify(ショピファイ)


shopifyeは、カナダ初のeコマースのプラットフォームです。世界で100万社以上がshopifyを利用しており、現在ECサイトのシェアNo1となっています。

 

近年の急速な成長ぶりからAmazonキラーと呼ばれています。

 

square(スクエア)


実店舗におけるクレジットカード決済を、スマホやタブレットで可能にするサービスを提供しているのがsquare(スクエア)。

 

コロナの影響で実店舗の売上は減少。しかし、オンライン決済のシステム、モバイルアプリにも力をいれており、業績は改善見通しです。

 

snap(スナップ)



スナップは写真・動画共有アプリの「スナップチャット」を提供しています。

 

アメリカではティーンエイジャーを中心に、インスタグラムより人気のアプリと言われています。日本ではまだ利用者が少ないですが、まちがいなく今後伸びるサービスです。

 

Okta(オクタ)


クラウドサービスへのシングルサインオンサービスで躍進しているのがオクタです。

 

ユーザーがサービスことにパスワードすることの手間を省く、ログイン管理サービスを提供しています。

 

TWLO(トゥイリオ)


音声通話、メッセージ、映像などを既存のサイトなどのサービスに、簡単に追加できるクラウドAPIプラットフォームを提供しているのがトゥイリオです。

 

リモートワークの拡大で、音声映像機能をシステムに追加する企業が増えているなかで、業績を伸ばしてきています。

 

クラウド系銘柄のETFへの投資も有望

近年、ハイテク株のなかでもクラウド・サブスクリプション(継続課金)のビジネスモデルの企業が業績をのばしています。

 

そこで、これらのクラウド系企業へ投資する人も増えていますが、新興の会社が多いため、銘柄の選定はなかなか難しいのが実態です。

 

そこで、こうしたクラウド系のハイテクセクターに、まとめて投資できる特化型ETFは非常に便利です。

 

Global X Cloud Computing ETF(CLOU)

・トゥイリオ TWLO
・ズームビデオコミュニケーションズ ZM
・ゼットスケーラー ZS
・クーパ・ソフトウェア COPU
・ショピファイ SHOP
・ベロシティホールディング PCTY

 

Global X Cloud Computing ETFは、近年業績を伸ばしているクラウド事業の企業を、36銘柄ほど組み入れてカバーしている ETFになります。

 

まだ出来たばかりのETFですが、今後さらに期待ができます。

 

ハイテク株投資に危険はないのか【検証】

近年のGAFAMの躍進と、新興のハイテク系銘柄の好調ぶりを見ると、ハイテク株に死角はないようにも見えますが、実際のところ危険はないのでしょうか?

 

検証してみます。

 

人気セクターは時代ごとに変わる

株式市場は、時代ごとにトレンドがあります。

 

日本株、米国株とも過去の株価を見ると、それぞれの時代ごとに旬の成長セクターがあることがわかります。

・1980年代 金融・不動産(日本)
・1990年代 ITブーム
・2000年代 エネルギー・生活費需品
・2010年代 ハイテク(GAFAM)

 

株式市場は10年ほどの周期でトレンドが移り変わっています。

 

今後の見通しは難しいですが、大きな好不調の波はありうる、と思った方が良いでしょう。

 

過去のハイテク株ブーム、2000年のITバブルとは

インターネット黎明期であった90年代終わりから2000年前後に起きたのが、 ITバブルです。「ドットコム企業」と呼ばれるインターネット関連企業が次々に設立されました。

 

収益や業績が殆どない企業でも、「IT」というキーワードだけで株価があがる異常な相場だった時期です。ドットコム・バブルとも呼ばれています。

 

ITバブル当時のハイテク株一覧

ITバブル期に株価ば高騰したハイテク銘柄を挙げると

・IBM
・Sun Microsystems
・yahoo
・netscape
・Qualcomm
・DELL
・Verizon
・AT&T
・HP

 

といった銘柄がありました。今では成長した大企業もたくさんありますが、今はなくなった会社もたくさんあります。

 

ナスダック指数はピーク時から70%も下落し、2015年の回復まで15年もかかりました。

 

ITバブル当時のドットコムバブル株チャート

2000年当時のITバブル時の銘柄と現在のハイテク株を、それぞれの代表的な企業の株価で比較してみましょう。

 

 QUALCOMM

クアルコム(QCOM)は、1985年創業のモバイル通信企業です。1991年のIPO価格から株価が200倍近く高騰しました

 

 Tesla

ご存知Tesla(テスラ)は、2020年に300%近く上昇しています。

 

ハイテク株ブームと2000年のITバブルとの違い

最近テスラのチャートなどを見ると、近年のハイテク株ブームは、2000年当時のITバブルのピークと似ているようにも思えます。

 

しかし、当時とは状況が違う面もたくさんあります。

・ハイテク技術が生活のインフラになっている
・世界人口の激増、若い世代が激増している
・ハイテクによって既存産業も変化している

 

インターネットやSNS,スマートフォンが生活の一部になっている現代と、インターネット黎明会だった2000年とは状況が大きく違います。

 

ハイテク株は長期的には右肩上がりだが暴落の危険はある

結論でいうと、ハイテク株の暴落はあり得ます

・金利の引き上げ
・金融引き締め政策
・戦争・災害・疫病など

 

コロナショックも事前予測は全くできないような事象でした。現在のハイテク株高騰が、この先も続くかはわかりません。

 

米国株も、ITバブルやリーマンショッククラスの暴落を何度か挟みつつ、成長していくことが予想されます。

 

ITバブル時のように、暴落期間が数年にわたる状況も十分に考えられます。投資家も短期的な暴落に耐えられるように、資金管理を行う必要があります。

 

◎まとめ

・ハイテク銘柄はGAFAMが引き続き牽引
・クラウド事業系など新興の銘柄がおすすめ
・暴落も十分あり得る。資金管理は余裕を持って

 

では、また。

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