
こんな疑問に答えていきます。
転売初心者のためのヤフオクの使い方【わかりやすく解説】
ヤフオクは1999年にサービスをスタートました。オークションサイトといえばヤフオクというぐらい老舗ですが、マニア向け商品などは今でも実績No1の販売プラットフォームです。
オークションは入札形式で価格が上がっていく仕組みなため、購入側も安く買える可能性があります。
特に、人気の商品は値段が上がりやすいので、売り手にはメリットが大きいです。
最近はメルカリなどのフリマサイトが人気ですが、ヤフオクはレア物や高額商品が多いので、転売ではかかせないプラットフォームです。
ヤフオクは使ったことがない!という人のために、今回は一から解説します。
ヤフオク販売までの3ステップ
ヤフオクでの販売までの具体的なステップとしては
②出品者登録をして不用品を売ってみる
③仕入れをして商品ページを作って売ってみる
まずは実際に使ってみて慣れることです。さっそくヤフオクのはじめ方を順番に見ていきましょう。
ヤフオクアカウント開設
まずはヤフオクのアカウント開設です。まずは登録をしていきましょう。
・Yahoo!JAPAN IDを決めて登録
出品には無料会員とプレミアム会員があります。出品者として継続するならプレミアム会員がおすすめです。498円の月額がかかりますがメリットは大きいです。
何と言っても落札時にかかる手数料に違いがあります。
・Yahoo!プレミアム会員:商品価格の8.8%
高額商品になると手数料も馬鹿になりません。「複数出品」や「自動再出品」などの機能も使用できるのでプレミアム会員で登録しましょう。
ヤフオクで商品を買ってみる
ヤフオクを使ったことのない人は、初めに慣れる意味でも実際に商品を買ってみましょう。自分で購入してみることで、ヤフオクでの取引の流れがわかると思います。
ヤフオクは、取り扱い商品ジャンルも多く、ブランド物やレア物の中古商品なども大量に出品されています。
ヤフオクでは、買う側が支払う手数料等は一切ありません。
出品者とのやりとりが面倒なイメージがありますが、最近は大幅に改善されて手間がかからなくなっています。
ヤフオクの入札の仕方
ヤフオクの醍醐味はやはり入札方式です。即決価格の商品だと、メルカリやアマゾンで買うのとあまり変わりません。
しかし、自分で購入価格を決めて指値をして買っていく入札方式は、思ったより安く買える可能性もありお得感が味わえます。また入札の値段がだんだんと上がっていくゲーム性もあり大変面白いです。
入札の仕方は簡単で、この値段なら買ってもいいかな?という金額で入札します。ヤフオクでは自動入札方式という仕組みを取っています。
1万円で入札しても、他の入札者の最高が8千円までだった場合は、8千円で落札されます。1万円上限で落札の権利を得ることができるというわけです。
落札後の出品者とのやりとり
落札後は「取引ナビ」で行います。「取引を開始」「入金」「発送」「受取」のステップになります。
一昔前はヤフオクは取引ナビで細かいやりとりをする必要がありましたが、今のヤフオクは自動化が進んでいます。落札後の出品者とのやりとりは基本的に必要ありません。
落札金額の支払いも、商品の到着完了後に確定するので安心です。
代金の支払方法
落札代金の支払方法は、Yahooかんたん決済が基本になります。
かんたん決済とは、ヤフオクに登録したクレジットカードでの決済のことです。購入者は、いちいちクレジットカード情報を入力する必要がないのでとても便利です。
販売者側も、銀行口座での入金を確認する必要がなく、ヤフオクから自動で支払い済みの通知が届くので、落札者とやりとりをする必要がないので非常にラクです。
・代金引換
・PayPay
なども選択することが可能です。
ヤフオクで不用品を売ってみよう
ヤフオクの利用法に慣れたら、次のステップは自宅の不用品を出品して売ってみることです。
私物の不用品を売るので元手はゼロです。部屋も片付くし、儲かるしで一石二鳥です。
値段を気にしなければどんな物でも売れるので、ヤフオクが「自動換金所」なのが実感できると思います。
それでは実際の出品までの流れを順番にみていきましょう。
商品の写真を撮る
まずは、ヤフオクの右上の出品をクリックします。
ます、出品前の準備として、商品の写真を撮りましょう。不用品販売の場合はスマホでOKです。
写真は最大10枚まで掲載可能ですので、色々な角度から撮影して、状態がよくわかるようにしましょう。落札率が上がります。
写真を撮影したら、指定箇所に掲載する写真をドラッグして貼り付けます。スマホからの出品の場合は撮影した写真から選びます。
商品名、カテゴリ、商品説明を記載
商品名を記載します。ブランド名や型番など、キーワードを正確に記載しましょう。
ヤフオクの出品者は欲しい商品名で検索して探すことが多いので、商品名を間違って記載すると、探している人の目にとまりません。
次にカテゴリを選択します。
カテゴリは検索窓の商品名を入力すると、候補が出てきますので適当なものを選びましょう。
次は商品説明の記載です。
商品説明はできる限り詳細に記載しましょう。特に商品の状態(傷の有無、使用頻度)などのコンディションは、中古商品では特に重要なポイントです。
価格の設定
続いて価格の設定です。
即決の場合は売りたい価格。入札の場合は入札スタート時の金額を入力します。出品期間も記載します。
需要がありそうな商品や、いくらでも良いから処分したい商品であれば、1円出品でも大丈夫です。需要がある商品であれば一円で落札されることはありませんので。
商品の状態を記載
次に商品の状態を記載します。
商品の状態をプルダウンリストから選択します。
中古品の場合は「目立った傷や汚れなし」か「やや傷や汚れあり」のどちらかで大丈夫かと思います。
送料・配送方法を決める
送料と配送方法を入力します。
「落札者負担」(着払い)にすれば送料は考えなくても大丈夫です。
「出品者負担」にして一律300円とか送料無料にしても良いです。落札者には送料無料は人気があります。
決済方法の選択
決済方法は特にこだわりがなければ、かんたん決済で良いです。
ヤフオクが勝手に処理してくれるので落札後のやりとりは特に発生しません。
ヤフオク転売の始め方
不用品販売でヤフオクの使い方に慣れたら、今度は商品を仕入れて本格的に販売してみましょう。
とはいえ、基本的流れは不用品販売と一緒です。とはいえ、効率的に販売する上でポイントになる点がいくつかありますので、順番に見ていきましょう。
出品前にヤフオクの評価をためる
ヤフオクでの継続販売にあたって気をつけるべきポイントとしては、まず出品前にある程度までヤフオクの評価を貯める必要があります。
落札者の立場から見ると、評価が少ない出品者は信頼がなく取引の不安を感じます。最低でも50以上の評価があると良いです。
また、3万円以上の高額商品を評価のない状態で10個以上出品すると、出品制限のペナルティが課される場合があるので注意しましょう。
評価は落札者の評価でも問題ありませんので、少額の商品をヤフオクで落札して評価をためておくという裏技もあります。
ヤフオクで仕入れをしてみる
次は仕入れです。ここが一番難しいと思いますが、不用品販売で売ってみて反応が良かったもの、思いのほか高く売れたものがあれば、そのジャンルを深堀してみるのもおすすめです。
関連するジャンルをヤフオクで見てみましょう。似たような商品があればそれらの落札履歴をチェックして、ヤフオクでの他の出品者の出品金額を把握します。
オークファンなどで落札履歴から利益が取れそうな仕入額を決めます。例えば、即決で1万円〜1万4千円で販売履歴がある商品を、1万円で仕入れができれば利益が出ます。
中古商品の場合、同じ商品を複数の出品者が出していますので、入札方式で出している商品を狙って1万円で指値をして入札してみましょう。無理に値段を上げずに、何度もチャレンジするといつかは落札できます。
ヤフオク以外でも仕入れは可能
ヤフオク以外でもメルカリやリサイクルショップなどでも仕入は可能です。
ある程度得意のジャンルが出てきた場合は、カテゴリや商品を絞ってリサーチしてみましょう。
特に実店舗での仕入はおすすめです。最初は面倒に感じますが、知らなかった商品をその場でリサーチすることで、利益の取れる商品がたくさん見つかります。
ネットでの仕入よりもライバルは減りますので、自分の行動範囲で、ショップの仕入れ先を持っておくと転売の幅が広がります。
出品写真をきれいに撮る
出品写真を綺麗に撮ることで、同じコンディションの商品でも落札価格が大幅に変わってきます。
特にブランド品、レアなマニア商品の場合、状態の良い商品を綺麗に撮ると思いがけない高額で落札される可能性がありますので写真のスキルは必須です。
スマホでも綺麗な写真は撮れますが、
・撮影キット
・ストロボ、ライティング
こうしたアイテムを使用することで、反応が良い商品写真が撮れるようになります。
出品ページをしっかり作る
商品ページの作成も出品ごとにいちから作成するのは面倒です。できればHTMLで作成した自分用の出品テンプレートを作るのをお勧めします。
気に入った出品者のHTMLを参考に比較的簡単に作れます。市販の出品ページのテンプレートも色々出ているので活用して見ても良いです。
ブランド物や、レアもの商品の場合、商品紹介はそれほど詳細に記載しなくても大丈夫です。お客さんの方が商品知識があります。
しかし、商品のコンディションについては、きちんと記載しましょう。無理にデメリットを強調しなくても良いのですが、経年の傷の有無などはしっかり記載しておくと信頼感が高まります。
◎まとめ
・ヤフオクで不用品をどんどん出品してみよう
・ヤフオクで継続して転売をするなら準備が必要
では、また。