
こんな疑問に答えていきます。
仮想通貨レンディングBlockFiで資産運用しよう
仮想通貨レンディングは、取引所などに手持ちの仮想通貨を貸し出すと、利息をもらえるサービスのことです。
仮想通貨レンディングは海外で人気
海外では、現金やステーブルコイン(法定通貨建てコイン)でのローンを求める借り手から需要が増えていて、仮想通貨レンディングは非常に人気のサービスです。
日本ではまだ一般的ではないですが、これから成長が期待されるサービスです。
レンディングは複利効果がある
投資として考えた場合、仮想通貨をガチホするだけだと、利益は価格の上昇分のキャピタルゲインだけです。
一方、レンディングは、持っている通貨から金利(インカムゲイン)が発生していくので、インカムゲインを再投資して増やす、複利効果+キャピタルゲインの両方が狙えます。
レンディング金利の決まり方
レンディングの金利は取引所ごとに設定されますが、事業の収支は公表されないためブラックボックスとも言えます。
運営側は、定期的に金利の見直しを発表します。通貨の需給によって決まるのが原則ですが、資金調達や貸し出し企業の状況によって判断されます。
運営会社の経営手腕や財務基盤は問われるところですね。
国内の仮想通貨レンディング
現在国内のレンディングサービスは、国内大手取引所でも各社取り組んでいます。
内容を見ていきましょう。
最小数量(BTC):10万円相当
金利:1%〜5%
解約:原則不可
最小数量(BTC):0.1BTC
金利:1%〜3%
解約手数料:償還時に受取予定の貸借料の10%
最小数量(BTC) 1BTC
金利:〜3%
解約手数料:5%
◯長期保有ならコインチェックだが
GMOコインの年率5%コースは新規申し込みを中止しているようです。
なので利回りで考えるとコインチェック一択。
しかしコインチェックは、原則、途中解約不可です。
365日の5%を選択すると、自動的に1年間資金が拘束されます。これはちょっと不安ですよね。

国内取引所レンディングのメリットデメリット
国内取引所のメリット、デメリットを挙げると
・口座開設、問い合わせなどが日本語でできるので安心感がある
◯デメリット
・利回りが低い。引き出しの制限など縛りがある。
資金の引き出し制限があるのがネックですね。
海外の仮想通貨レンディング
海外の仮想通貨のレンディングを行なっているサービスはたくさんあります。主要な所として
・Nexco
・Poloniex
・BlockFi
などがあります。
Coinlendの現在のBTCの利回りで見ると、Bitfinex が7.51%と一番高いレート。
しかし、Bitfinexは1万ドル以上の入金が必要ということでハードルが高い。
で、BTCをレンディングするなら、最近話題のBlockFiが良さそうです。
海外レンディングならBlockFiが良い
米国のレンディング事業はここ数年取り扱い額を大きく増やしています。
BTCのレンディングサービスならBlockFi(ブロックファイ)がおすすめです。
BlockFiの概要
BlockFiは、米国の大手証券管理会社のGeminiや、米国大手取引所コインベース、日本のリクルートなどが提携しています。
BlockFiは、
年利5%~12%程度で機関投資家に仮想通貨を貸し出す
といった収益モデルです。
BlockFiの収益は、現段階で預かり資産は1,500億円以上で、資産は直近1年間で10倍以上に成長しています。
BlockFiのメリット
現在、BlockFiの貸し手側の金利は
・ETC 4.5%
・USDC 8.6%
となっています。
BlockFiのメリットとしては
・毎月配当
・金利が高い
いつでも引き出し可能というのは大きいです。
出金手数料が、毎月1回まで無料というのもガチホ勢には嬉しいですね。
BlockFiならBTCの利回り6%
BlockFiの、BTC利回りは6%となっています。
BlockFiの金利配当は毎月1回。なので複利計算だと、
毎月配当なので複利計算だと6.16%に上がってます。
BlockFiのアカウント登録の仕方
では、早速アカウントを登録していきましょう。
BlockFiの管理画面から入力していきます。
スクショ忘れましたが、このあと住所・生年月日など必要事項を入力していきます。
メールが届きますのでパスワードを入力します。
続けて、KYC(本人確認)です。
KYC(本人確認)
・顔認証がある
パスポートの提出はスクショで問題なし。
次の顔認証が手こずりました。
画面に近づいて、正面、画面にもっと近づけ、右向け、左向け、と言われます。何回か失敗しました。
何回か挑戦したものの、無事登録完了。
BlockFiへBTCを送る
あとは、BlockFiへBTCを送ります。
今回はBittrexからBlockFiへ送金しました。
BlockFiのデポジットからBTCを選んでアドレスをコピーします。
BittrexのWithdrawl(引き出し)を選択、金額(BTCの数量)を入力後、先ほどのBlockFiの送金先アドレスを貼り付けます。
送金後2時間ほどでBlockFiからメールが届きました。
BlockFiのサイトを見ると、
入金されたようです。
これで自動的にレンディング開始。簡単でしたね。
倒産リスク、ハッキングは大丈夫か
仮想通貨 レンディングには当然リスクもあります。
順番に見ていきます。
主なレンディングのリスク
主なレンディングのリスクには以下のものがあります。
・取引所の倒産リスク
・ハッキングリスク
急な価格変動があった場合
仮想通貨はボラティリティが大きいため、価格が短期間で激しく動きます。
レンディング中に価格が暴落しても、すぐには売却ができません。
ただし、ビットコインを長期保有する前提であれば、価格変動リスクはあまり関係ないかもしれません。
BlockFiであれrば、いつでも引き出しは可能なのでリスクは少ないです。
取引所の倒産リスク
レンディングでは、取引所の倒産が最も大きなリスクになります。
仮にレンディングしていなくても、取引所に通貨を保管しておくこと自体のリスクとも言えます。
国内3社の決算状況など
営業収益 53.4億円
純利益 △7.5億円
お客様数:250万人
営業収益 38.1億円
純利益: 2.9億円
登録ユーザー数:203万人
口座数:94万
営業収益:39.4億円
純利益: 8.8億万円
取引口座数:31万
Coincheckのピーク時の2017年決算は、売上高626億円/営業利益537億円ですので、だいぶ規模は縮んだ感じです。
BlockFiの収益見込み
BlockFiの決算は断片的な情報ですが
運用資産15億ドル
収益見込み1億ドル
資金調達のスピードが早く、収益性はかなり高いようです。
ハッキング対策
取引所に預けている場合、のセキュリティは取引所のセキュリティに相乗りする形となります。
個人でウォレトで管理していても、紛失、盗難リスクはありますから、個人的には大手の取引所に分散しておく方が安心感はあります。
万が一の場合の補償という意味では、出資元の資金力が決め手になるという感じですね。
Coincheckの過去のハッキング対応
2018年、Coincheckでは、NEM(ネム)の大規模なハッキング事件がありました。その際は、ユーザーに流出額460億円を全額返金しています。
Coincheckでは、セキュリティが脆弱なホットウォレットで通貨を保管していたため批判されました。
現在、Coincheckでは金融庁の指導の元、コールドウォレットでの管理や、監査体制の整備がされています。
bitFlyerはハッキング被害に対して最大500万円の補償、GMOは秘密鍵のマルチシグ(マルチシグネチャー)化など対策をうたっています。
分散型レンディングならリスクは少ない
一方、今話題のDeFi(分散型プラットファーム)のレンディングであれば、リスクは少ないです。
分散型レンディングのメリットとしては、
・資金を預けないので倒産リスクがない
デメリットとしては
・海外のサービスがほとんどなので知識が必要
といった点があります。
まとめ
・BTCのレンディングならBlockFiがおすすめ
・リスクを見極めてサービスを選ぶ
では、また。